貯金ゼロからの お葬式②
つづき
病院から戻ると葬儀会社の指示で仏間に布団を敷き母を安置してもらう
黒服が入れ替わり立ち替わりやってきて
手際良く仮通夜の準備を進めていきました
「自宅葬」で簡素に行おうと思っていたけど思っていた以上に人が関わるのと
枕飾りやお花は簡素ではなく狭い仏間には不釣り合いでちゃんとしたものでした
あらかた支度が終わり
葬儀費用の見積もりが始まる
父はベルコの互助会に入っていたので
「会員価格」というものが適応されるそう
本人だけではなく家族にも使えるのは有り難い
母の自宅葬の場合
非会員だと77万円かかる
会員だと、そこから会員価格分と互助会の積立分が引かれて38万円を支払うということでした
情けないことに38万円すら無いから死亡保険金が下りてからの後払いです
問題はお坊さんへのお布施
「お気持ちで」とか言われてもわからんよね
助かったのが世話係のスタッフさんがメモに相場を書いてくれたこと
それによると
枕経、通夜、告別式まで20〜25万円をお布施として包む(もっと多くてもOK)
さすがに、これは後払いというわけにはいかない
当然そのお金も無いので
旦那の給料と香典を充ててなんとか用意できました(お布施は20万円にしちゃった⭐︎)
両親は高齢で末っ子だから兄弟のほとんどが亡くなっている
甥姪なんかは疎遠だし、そもそも知らせるつもりもない
お参りに来てくれたのは3家族6名
だから香典も少なかったです
その分、こちらの持ち出しが多くなるのは仕方のないこと
旦那の父の時は香典で葬儀代をペイ出来た上に100万円プラスになったと姑から何度も聞かされた (ΦωΦ)
「どんな人生を歩んだのかは葬式で分かる」とも言われたりするけど
死んでまで、ああだこうだ比較や詮索されるのは勘弁して欲しい
最期くらいは好きにさせて下さい
世間体なんてクソ食らえですよ
全て終えた後、速攻保険金を請求し
1週間ほどで振り込まれたので無事払い終えました
本当にホッとした
って、肩の荷が下りたのは一瞬で
「父の時はどうしよう」と今から頭が痛い
なんだか、これからの人生は
父と旦那、自分の葬儀費用を貯めるためにあるような気がする
互助会に入っていなければ
お布施を入れて最低でも100万円はかかるってこと
家族みんな(自分も含む)まだまだ死なないでね(切実)
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。